国際文化研究科(国際文化専攻)の開設授業科目(演習科目を除く)

 

(1) 3コース共通基礎科目

授 業 科 目 授 業 科 目 の 概 要 担当教員 担当教員の
主な研究分野
比較対照言語論 日本語,中国語,英語を取り上げて,その有様,特徴,独自性などを講述する。
相互比較,対照などの方法を取りながら,それぞれの言語の立場から見,諸言語がどのように独立し,また,関連しているかについて理解を深める。
教授 菅原範夫
教授 顧 明耀
教授 篠田義博
日本語史学
対照言語学
英語学
比較文学論 日本,アジア,英米各コースの教員によるオムニバス授業。日本,アジア,欧米の文学を翻訳の在り方を通じてそれぞれの国や地域の文学の独自性と共通性を探り,文学のもつ可能性と普遍性を認識する。 教授 坂根俊英
教授 大谷森繁
教授 高橋 渡
日本近代文学
朝鮮文学
現代英米文学
国際文化論 日本,アジア,英米各コースの教員によるオムニバス授業。日本,アジア,欧米の文化を比較しながら,同時にそれら各国・地域の文化が相互に影響しつつ展開している実態を解明する。 教授 米田雄介
教授 原田 環
教授 志鷹英行
日本古代史
朝鮮近現代史
17世紀イギリス文学,思想
比較社会論 アジア,英米各コースの教員によるオムニバス授業。東アジアと欧米の現代社会について,それぞれの地域の政治・経済の動向を的確に判断するため,その社会の構造を把握できるようにする。 教授 伊東和久
助教授 富田和広
教授 武田 脩
アジア経済論
社会学
シ゛ャーナリス゛ム論
国際関係論

流動的な国際関係を,その時々の動向に囚われず,19〜20世紀初頭の国際関係史のなかに原因を辿ることが出来るとの視点から,19〜20世紀の主役のひとつであるイギリス・アメリカ・中国・日本などの動向を分析し,現代的な課題に迫って行く。

非常勤講師
    川勝平太
非常勤講師
    本野英一

比較文明論

アジア経済史
ヨーロッパ政治論  地域統合論として,統一通貨ユーロ創設にこぎつけたEU(欧州連合)の歩みを,欧州経済共同体,欧州共同体,欧州連合の段階を追って考察する。特にドイツ統一,冷戦終結と前後してユーロ創設へと急展開した経過に重点を置く。 教授 武田 脩 国際関係論,
ジャーナリズム論

(2) 日本文化コース

分野 授 業 科 目 授 業 科 目 の 概 要 担当教員 担当教員の
主な研究分野
日本語学 日本語学特論T 国際化,情報化及び高齢化が進行する中で日本語研究はそれらにどう応えるかは大きな課題であろう。日本語音声のデータを蓄積しマルチメディアに対応させ国の内外に日本語を発信する。 教 授
今石 元久
日本語学,方言学,
音響音声学
日本語学特論U 日本語の歴史において,古代語から近代語へと大きく変化をするのが中世である。この時期の変化に注目して,古代語のどのような部分が近代語でどのようになるのかを見極め,近代語の特性を諸分野において考究する。 教 授
菅原 範夫
日本語史学
日本文学 日本文学特論T 三代集,特に『古今集』の伝統和歌としての役割を検討するとともに,俊成・定家の歌論の示す内容について検証し,三代集以降の和歌史・歌論史を辿って和歌の総体的解明をめざす。 教 授
石川  一
中世日本文学
日本文学特論U 平安後期から鎌倉時代にかけて成立した物語文学を主たる対象として, 『源氏物語』との関係,変容の相の解明など,史的展開に注目しながら物語文学が抱える諸問題について考察する。 助教授
西本 寮子
日本古典文学
日本文学特論V 日本近代文学の韻文や散文を対象として作家研究及び作品研究を行う。近代文学について資料を活用しながら幅広い知識と教養を専門的に学ぶとともに,個々の文学作品の具体的な分析を通して文学の本質を追究する能力を養う。 教 授
坂根 俊英
日本近代文学
日本文化 日本文化特論T 日本国のかたちの原型は律令国家の時代に求められるとの前提をもとに,7世紀から10世紀の文化を政治・経済・社会の中に位置付けるとともに,東アジアの中の日本との視点から,日本国の型を考える。 教 授
米田 雄介
日本古代史
日本文化特論U 中世の瀬戸内の武士団は,畿内の中央政権が東アジア世界との交渉を進める上で重要な一翼を担ってきた。武士団や地域大名大内・毛利氏が担ってきた文化史的側面に注目し,文化の伝播における中央と地方の関係について考察する。 教 授
秋山 伸隆
日本中世史
日本文化特論V 中国地方を中心に残存する能楽記録の分析を通じて文化の受容・普及の実態を考察する。また,能を中心とした古典作品の実証的分析を通し,我が国の文化事業について,その展開の諸相を東アジア文化との関わりの中で考察する。 助教授
樹下 文隆
中世文学,能楽,
能楽史
日本文化特論W 地域社会における生産・消費生活を維持してゆくために不可欠な,多様な学習活動の在り方,学習の場としての学校の立地に焦点を当て,都市地理学,社会地理学,教育地理学的な視点から,近現代の文化を考察する。 助教授
酒川  茂
人文地理学

(3) アジア文化コース

分野 授 業 科 目 授 業 科 目 の 概 要 担当教員 担当教員の
主な研究分野




言語

文学研究
韓国・朝鮮語 学特論 韓国・朝鮮語学の主要な論著の講読と発表を通じて,韓国・朝鮮語学の体系及 び理論,またその研究方法論に対する教育研究を行う。 助教授
尹  容善
韓国語文法
中国語学特論 現代中国語の語彙・文法・談話文章分析についての研究を,単に中国一国の次 元に止まらず,国際語の一つとして全地球規模の見地から行う。 教 授
顧  明耀
対照言語学,
応用 言語学
朝鮮文学特論 これまでの朝鮮文学に関する著作・論文を,研究史的視点から検討し,今後に 取り組むべき課題と方法論について考究する。 教 授
大谷 森繁
朝鮮文学,
朝鮮語 学
中国文学特論T 中国の文言文は,古代から近代初頭に至るまで,日本を含む東アジア一帯に漢字文化圏を形成してきた。この中国文言文による文・史・哲学分野の文献読解を通じて,中国古典文学に関わる諸問題を論究する。 助教授
蜷 順子
中国学
中国文学特論U 中国近世の白話文(口語文)及び近現代の口語文による文献を中心とした読解を通じて,中国文学の特色を考察する。併せて,その文献の史的位置付け・関連分野の発展史・論著資料を検討し,課題と研究方法を探求する。 助教授
丸山 浩明
中国語学文学,
中国近世近代小説史
東アジア比較文学特論 近代以前では,朝鮮を中国文学のrecepteur(受信者),transteur(転信者),近代以降は,日本をヨーロッパ文学のrecepteur,transteurとした比較文化的視点から中国・朝鮮・日本の文学を考察する。 非常勤講師
川村  湊
日本文学論,
東アジア比較文学論




地域研究
朝鮮史特論 朝鮮史の特質を,朝鮮の国内的歴史的諸条件は言うまでもなく,朝鮮を取り巻く東アジアをはじめとする国際的諸条件を考慮しながら,例えば近代化などのテーマを設けて明らかにする。 教 授
原田  環
朝鮮近現代史,
東アジア国際関係史
現代韓国・朝鮮特論 今日の韓国と北朝鮮で起きている政治・経済・社会などの様々な問題を取り上げて分析検討し,韓国と北朝鮮が直面している現代的課題と特質を明らかにする。 非常勤講師
安  秉直
韓国経済史
中国史特論 従来の中国史研究における諸論争点を取り上げ,その研究史上の意義を検討・解明し,その成果から中国近現代史研究における課題の所在と方法論的特質を追究する。 助教授
松重 充浩
近現代東北アジア地域史
現代中国特論 現代中国における,政治体制,政策決定プロセス,政治文化,国際環境と内政の関連,等々の諸特徴と相互関連性の分析・解明を行い,中国政治及び日中関係の今後を展望する。 非常勤講師
小島 朋之
中国現代政治論
東アジア経済特論 東アジア諸国の経済発展は,分配の平等化と経済成長を伴い,「東アジアの奇跡」と称されたが,そのような成果を可能にしたアジアNIESの経済発展過程と中国の市場経済化過程の特色と今後の課題を扱う。 教 授
伊東 和久
アジア経済論,
開発金融論
現代東アジア産業特論 東アジア諸国には経済発展,経済システムの差異がある一方,地域内の企業活動はますます活発化している。地域における産業立地、貿易・直接投資の増大による地域の経済発展の影響,地域における望ましい企業発展のための公的・民間経済協力の在り方などの理論的・実証的検討を行う。 非常勤講師
野副 伸一
東アジア経済論
東アジア社会特論 東アジア社会の共通性,共同性を欧米社会との比較において明らかにすると同時に,近代化による社会変動,社会的性格の変化について検討する。 助教授
富田 和広
社会学(家族,消費文化,中国社会)
東アジア総合政策特論 東アジアをめぐる諸課題に対する,具体的な政策を研究・立案することを通じて,東アジアにおける日本の位置付けや,果たすべき役割を追究していく。 非常勤講師
鐸木 昌之
東アジア政治論

(4) 英米文化コース

分野 授 業 科 目 授 業 科 目 の 概 要 担当教員 担当教員の
主な研究分野
英語学
英語学特論T 中世イギリスにおける言語と文化の関係について研究する。特に当代の知識人の言説から,中世を近代につなぐ英語文化の創造と発達について考察する。 教 授
篠田 義博
英語学(英語史,
中世英語・英文学)
英語学特論U ある語の意味とはその語を聞いたり見たりしたときに心の中に描く心的像−イメージ−であると規定して,このイメージに迫る方法論を英語の重要語義を対象に研究する。 教 授
政村 秀實

英語学(意味論),
英語教育
英語学特論V 英語・米語の音声についての知識と理解を深めることを目的とする。調音と音響の側面から音声を分析するとともに,日本語音声との対照研究を行うことにより,英米語音声の特徴をより深く研究する。 助教授
船津 晶代
英語音声学
英語学特論W この講義では,異文化コミュニケーションについて理論及び実践の両面から追究していく。アメリカと日本に主眼を置き,学生に研究方法を修得させるとともに,自らのコミュニケーション能力を向上させることを目的とする。 助教授
Steven
L. Rosen
異文化コミュニケーション
英米文学 英米文学特論T 現代文学理論を参考にしながら18・19世紀のイギリス小説を講読する。18世紀に定式化した視覚的美学が19世紀において社会に浸透し,小説と絵画が相互影響のもとに新しい芸術様式を模索した過程も併せて考察する。 助教授
天野みゆき
18・19世紀
イギリス小説
英米文学特論U James Joyceをはじめとするモダニストの小説を順次取り上げる。テクストを精読し,その後主要な批評書を読んで,問題点を探ると同時に,アプローチの方法を修得する。 教 授
高橋  渡
現代英米文学,
現代批評理論,
現代小説理論
英米文学特論V Hawthorne,Poe,James,T.S.Eliot,Conradなど,英米の作品を読むと同時に,研究書や他の作家が書いた作家・作品論を併せて読むことで作品の理解を深め,作品分析の方法や着眼点を学び,自分自身の読解・分析方法を模索する。 助教授
佐伯 惠子
19・20世紀アメリカ小説・劇,英文学(主にT.S.エリオット,コンラッド)
欧米文化
欧米文化特論T イギリスの神学者ジョン・ミルトンの思想体系について研究する。特に17世紀ヨーロッパの学芸・思想の流れの中でミルトンの果たした役割について考察する。 教 授
志鷹 英行
17世紀イギリス文学,思想
欧米文化特論U 社会文化の基底を形成し,社会文化的諸現象を根本的に支えている思想について,哲学の面から,西洋哲学全体の流れの中で研究する。 助教授
小川 吉昭
哲学
(ドイツ近・現代)
欧米文化特論V 世紀転換期(19世紀末〜20世紀初頭)のアメリカ史を,社会史・経済史・政治史・思想史的観点から考察する。それを通して現代のアメリカに内在する諸問題に接近したい。 助教授
小平 直行
アメリカ史